潮騒が私に告げる言葉

浅はかな感情のみで生きる日々は簡単で、それでいて憂鬱である。

母方の実家に帰っておりました。家の雰囲気は嫌いではないし祖母から受ける扱いも心地は良いのだけれど、立地や環境があまりにも慣れないもので、一緒に行った母の生家であることには間違いがないのにいつもどこか心苦しい思いをします。
美味しい料理などで孫をもてなそうとしてくれていることは理解できる。私は引き攣った笑顔で応えることしかできない。ごめんなさい。


現実に目を向けないでいると、いつかどれが元居た現実なのかわからなくなる。息苦しいのは母方の実家だけでなく、自宅にいるときもずっと。苦しい。